TAUL'S CORRAL 2 <古を訪ねて>

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zoom RSS <近江水口城>

<<   作成日時 : 2016/03/19 15:34   >>

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TAUL'S CORRAL 内の<古を訪ねて>の移行作業も終了したので

従来通り新着順に新たな古への旅をご紹介しよう。

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昨年11月26日に訪れた近江水口城がある滋賀県甲賀市水口は、

東海道の宿場町だったということにまず驚かされた。

東海地方へは必ず関ヶ原を通って行き来していたので東海道が

鈴鹿山と布引山地の鞍部を通って伊勢から甲賀へ抜けていることを

まったく意識していなかったのだ。

今回東濃からの帰路、湯の山温泉に一夜の宿を取り翌日鈴鹿スカイラインを

越えて初めて訪れた甲賀の地は今まで訪れたことのないまったく未知の

場所だった。

甲賀市は2004年10月に甲賀郡の水口町、甲南町、甲賀町、土山町、信楽町

が合併して誕生した。京都と四日市のほぼ真ん中あたりに位置する。

市の中心は水口町である。甲賀市内に入って驚いたのは道路表示板の

甲賀のローマ字読みが<KOKA>となっていることだった。

物心ついてから<こうが>と読むことに何ら疑問を感じていなかった。

もちろん少年時代においては甲賀と言えば甲賀忍者ぐらいしか接点は

なかったのだが。調べてみると地元では古来甲賀は<こうか>と呼ばれて

いたそうだ。2004年の合併の際も、<こうが>と読むか<こうか>と読むか

決選投票があったという。

その結果、従来の例であった甲賀郡(こうかぐん)を引き継いで

「こうか」が自治体名となった経緯がある。

「こうか」は、古代にこの地方を治めた百済系豪族鹿深(かふか)氏に

由来すると言われている。

さて、御在所山の脇を越えて蒲生郡日野町(氏郷等で歴史的に著名な

近江蒲生氏発祥の地)に下り甲賀市内に入った。

国道307号近江グリーンロードを走り水口古城脇を通り野州川沿いに

甲賀市の中心水口町に入り込んだ。予想以上に大きな街並みに驚きながら

水口城址を目指す。その名も水口町本丸にある水口城址には専用駐車場が

無いので本丸北側の中央公民館の手前を入ったところにある駐車場を

利用する。車を降りるとすぐかつて北御門があった北側入口があるが

堀沿いに本丸を時計回り反対に回ることにした。

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本丸北西部角にあった乾御矢倉の石垣が往時の姿を偲ばせてくれる。
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水口城本丸は京都二条城にを模して作られたと言われほぼ方形を
なしている。四方は石垣が築かれていたが今はここと大手門があった
東出枡形部分にしか石垣は残されていない。明治の廃城の際に
近江鉄道の線路敷設に使用されたそうだ。
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南西部分の坤御矢倉跡は土塁しか残されていない。
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東南部分には巽御矢倉があったがここも土塁だけとなっている。
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東南部分から東出枡形に現在は櫓を模した資料館が建っている。
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ここ東出枡形には高麗門と番所そして本丸入口の大手御門が存在して
いたが、史実に反してはいても石垣上に櫓がそびえ立つ姿の方が
絵になることは確かである。
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東出枡形には木橋が架かり高麗門が再現されている。ここからの姿が水口城のベストショットだろう。
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木橋を渡って資料館に入り込もうとして門の前まで進むが、何と運の悪いことにこの日は休館日だった。
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水口城の歴史はこの説明看板を参照していただこう。
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資料館を通り過ぎて、かつて堀だったが今は埋め立てられた北東部分を通って本丸内に入り込んだ。
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往時将軍家用である柿葺の豪華な御殿が建っていた場所は、
今現在水口高校のグランドと化してしまっている。歴史ファンにとっては何とも寂しい姿である。
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しかしよく見るとかつては本丸内部四方に施されていた雁木(石段)の
痕跡が見受けられた。

本丸内は何も見るべき所もないだろうと北大手門跡から駐車場に
帰ろうとしてふと見ると乾御矢倉にたどり着けそうな細い道があったので入り込む。
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予想通り乾御矢倉上に立つことが出来た。
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ここから水口古城のあった大岡山を遠望することが出来た。

水口城址をあとにして折角だから水口図書館にある歴史民俗資料館に
立ち寄ったが案の定ここも休館日だった。木金曜が休館日とは珍しい。
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生まれて初めて訪れる土地は何とも新鮮で面白い。

今回訪れた甲賀の地もまた新鮮で多大に興味が湧く場所だった。

水口城はその性格からしてあまり有名では無い城址だが、

訪れてみて初めて知る事も多くとても有意義な城巡りだった。


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Camera : SONY α77
Photo by TAUL OSAKADA

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