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zoom RSS <奥三河編>その弐

<<   作成日時 : 2015/12/11 12:57   >>

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<2013年4月2日UP>


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日本史ファン、特に戦国時代ファンにとって

長篠設楽原の戦い>と言えば格別な響きを感じることだろう。

かく言う私もその一人であることに間違いはない。

今から438年前の西暦1575年6月29日、

徳川・織田連合軍(38000)と武田軍(15000)、

実に5万以上の軍勢がぶつかり合ったその場所に

いつかは訪れみたいという小学生のころからの

熱い思いがやっと実現する運びとなったのだ。



湯谷温泉をあとにして国道151号に入り

飯田線沿いに南下して1時頃に長篠に到着する。

まだ昼食を取っていなかったので長篠城址近くの

食事処<とくや>に駆け込んだ。
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<奥三河戦国ぐるめ街道>というキャンペーン絡みで
この店の出品料理<戦国スタミナ丼>を注文する。
(メニュー右上に<すねえもん>。キャラクター化はいいけど少々罰当たりのような気も・・・。)
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これが<戦国スタミナ丼>だ。酢飯にマグロと豚肉が乗っていて
とろろをかけていただく。メニュー写真より盛りは少なかったが
美味しかった。向かいは<馬防柵で勝つ、ちらし寿司>。

腹を満たしていよいよ長篠城へ入城する。

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まずは今は単なる広場と化した本丸内に入り散策する。
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左の小高い山が長篠城包囲網の要<鳶ヶ巣山>だ。
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烈士<鳥居強右衛門(とりいすねえもん)>がその36年の人生の
クライマックスを迎えたまさにその場所に今立っているかと思うと
胸が熱くなるのを禁じ得なかった。
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本丸を巡ったあと、<長篠城址史跡保存館>に入る。
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小さく古い保存館だが展示内容はなかなか見応えがあった。
中でも鳥居強右衛門の展示がやはり一番インパクトがある。
その壮絶な死に様に感銘した武田家臣の落合左平次道久は、
死の間際の強右衛門の姿を絵に描き自分の旗指物として使ったという。
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明治から昭和初期にかけての軍国時、
その忠義心溢れる行動を格好の教材としてもてはやしたことは
いか仕方ないことだが、私は強右衛門の信じがたい忠義行動は
君主に対する忠義の心はもちろんだが、それよりも共に戦かった
仲間のことを思う仁の心の方が大きかったのではと思いたい。

そんなことを思いつつ、長篠城をあとにして有明から
新東名の工事真っ盛りの鳥居に足を延ばし、豊川と
宇連川が落ち合う橋の上から長篠城址を望んだ。
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まさにここが包囲網を脱するため強右衛門が入水した地点だ。
反対を見ると新東名の巨大な橋梁がまさに繋がらんとしていた。
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近くにある強右衛門磔死ノ跡にも立ち寄りたかったが
広大な新東名の工事現場が邪魔をして興を削がれてしまい
通り過ぎてしまった。

そして武田軍と織田・徳川連合軍が衝突した設楽原へと向かった。

設楽原歴史資料館>へは長篠城から15分ぐらいで到着した。

場所が分かりづらかったが長篠とは打って変わって近代的な建物だ。
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中に入って受付の女性の出で立ちに驚かされた。
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展示は大半が火縄銃で少し残念な内容だった。
展示内容で判断すると長篠の方に軍配が上がるか。

しかし帰り際、ふと気が付いて屋上に上ってみると
設楽原を360度見渡せることが出来て感慨深かった。
ここを訪れたら是非屋上に上ることをお勧めする。

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下に復元された馬防柵が見える。武田方と織田・徳川方の陣の距離が想像していたよりはるかに狭いことに驚かされた。200mもないくらいだ。この短い距離を武田騎馬軍団は自陣の岡から駆け下りて敵陣に突進し壊滅的な損害を被ったのだ。
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左の小高い丘が徳川家康本陣跡だ。
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反対側、真ん中の小高い丘が武田勝頼の本陣跡。

この場所で織田・徳川連合軍の最新兵器・火縄銃の前に
それまで最強と言われていた武田騎馬軍団が木っ端微塵に
打ち破られたのだ。武田氏の滅亡の切っ掛けとなったこの地に、
今は花々が満開となって多くの戦死者たちを慰めているように見えた。
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歴史資料館をあとにしてこの旅の最後に、
復元された馬防柵まで足を延ばした。
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438年の時を経て、

今この古なる戦場のど真ん中を新東名が容赦なく蹂躙している。

何とも言えない空しさを感じながら陽が傾いた奥三河をあとにした。

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Photo by Taul Osakada
Camera : SONY DSC-H1











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